① 中庭につながる “緑の回廊”
コの字の建物が囲む中庭には、季節ごとの植栽が広がります。
廊下の窓越しに緑を眺めながら、本を読んだりピアノを弾いたり、家族それぞれが好きな時間を過ごせる空間。
窓辺のカウンターは、奥様のご実家で使っていた思い入れのあるテーブルの板をリメイクしたもの。
② 庭へとつづく、アール框の土間サロン
モルタル仕上げの床とアールの框が印象的な土間サロン。
薪ストーブを囲みながら、外の庭と緩やかにつながる心地よさを味わえます。
季節や時間によって光の表情が変わる、家の中でも特別な居場所です。
薪ストーブはHETAの「ambition」を採用しています。
荷物の出し入れがしやすいように、カーポートから直接出入りできる3.5畳の土間収納を設けました。
登山グッズなどをたっぷりと収納できるよう壁一面に可動棚を計画。
壁の一部にはトレーニングスペースを設けました。
④ 木と灯がつくる、優しいぬくもり
柱や梁をなるべく見せず、壁や天井は白の珪藻土に。
珪藻土の壁と間接照明の柔らかな光が、落ち着いた雰囲気を演出します。
壁面は緑のタイル仕上げの造作キッチンは、伊那の家具工房「木のすず」さん、
丸いダイニングテーブルは松本で木製家具を手掛ける「atelier m4」さんのものを。
素材の質感と職人の手仕事がつくる、あたたかみのある空間となりました。